ほろよいメリーのゆるっと子育て法

ママ業20年目の子育てノウハウを綴ります

イヤイヤ期でも笑顔で過ごせる 【乗り物でのぐずり回避法・心得編】

こんにちは!

三人の子を育てるママ業20年目のほろよいメリーです。

 

これまで様々な方法で、イヤイヤ期の子の対処法を紹介してきましたが、

おうちでイヤイヤする分にはまだしも、やはりみなさんが一番心配なのは

外出時ではないでしょうか。

 

外出時に公共の乗り物に乗った際に、子供を飽きさせないで

ぐずることなく目的地までたどり着ける方法があったら、知りたくないですか?

今回は、まず、心得編をご紹介します。

 

 

まず大前提として、可能なら、朝や帰りの通勤ラッシュの一番人の多い時間帯は極力避けたいところですね。

 

大人でも、他人同士の距離がマックス密着するのは、かなりのストレスですね。

みんな我慢して通勤通学しているわけですが、大人でもストレスの多い状況に、乳幼児が大人と同じように耐えられるわけがないと誰しもが想像がつくと思います。



ぐずり回避の心得 その①

なるべく一番人の多い通勤、通学の時間帯の利用は避ける。

人の多い時間帯をやむを得ず利用する場合は

「時は金なり」で、指定席等のちゃんと座席が確保できる車両があるなら

利用する。

人が多い→酸素が薄い→急激に汗をかいたり体調が悪くなる→泣きわめく

もう、ぐずり度120パーセント間違いないです。

具合が悪くなると、人混みの中での感染症のリスクも高まりますので、極力避けたい状況です。

 

どうしても乗らなければならない時は、120パーセントのぐずり度と戦う覚悟が必要です。

そして、これまでに紹介した方法、また、この後紹介する実践法をフル活用してなんとか乗り越えましょう。

 

 

ぐずり回避の心得 その②

ベビーカーは時間帯によって、混雑状況により畳んで、早い段階で抱っこに切り替えて慣れさせておく。

乗車率100パーセントに近い状況の中では、立つのもやっと、ましてや、ベビーカーのようなある程度場所を確保しなければならない物と一緒に乗るのは、乗り降りも困難、危険ですし、周りの理解もなかなか得られにくいでしょう。

運良く座席に座れる可能性も考えて、ベビーカーは畳んでおくことにより、どの席が空いたとしても、すんなり座りやすくなる可能性もでてきます。

 

駅に着くまではベビーカーだとしたら、抱っこひもはあらかじめ装着しておくのもスムーズに切り替える技ですね。

 

駅に着いたら、ベビーカーを畳み、我が子を抱っこ紐へ、手に持つ荷物は出来たら一つにまとめ、右手にベビーカー、左手に手荷物、メインのカバンはリュック...

というように、出かける前には、どこまでベビーカーを使い、どこからは抱っこ紐で、

どのように荷物を持つのかをイメトレしておく。

 

 

ぐずり回避の心得 その③

席はまず座れず、我が子を抱っこしたまま立って何分間過ごすことになるのかも、想定した時間配分 

・切符を買ったりICカードをチャージする時間

・電車に乗るまでの移動時間

・階段を下りて乗車の列にたどり着くまでの時間

・乗車位置から到着の駅の降車位置

エスカレーターやエレベーターの位置の確認、何両目あたりに乗るのか

と、ありとあらゆる下調べを事前にして、イメトレしておくのは子供にとっても、自分にとっても有効でしょう。

現代はスマホの普及に伴いかなりのこまかな情報まで、家に居ながら調べつくすことができる時代ですから、これらを駆使する手はないですね!

またICカードもできたら、事前にコンビニ等で残高を調べ、チャージも済ませておくと慌てずに済み、時短にもなりますね。

 

 

ぐずり回避の心得 その④

その日の、自分と我が子の服装選びと履物選び

季節や気温や湿度によって、快適に過ごせる服装かどうかもかなりの重要なポイントになってきます。

 

かわいさを最優先したばっかりに、窮屈で、着心地の悪い服装でぐずってしまっては、せっかくのおしゃれも台無しです。

 

・暑かったらすぐに脱がせられるかどうか

・寒かったらすぐに着せやすい上着かどうか

・柔らかく動きやすい生地かどうか

・歩きやすい素材でできていて、脱げにくい靴かどうか

また自分も同じで、さらに

・なにかに引っ掛かりやすい装飾などはないかどうか

・パーカーの紐がやたらと長くはないかどうか

筆者の経験では、乗車率90パーセントくらいの電車内で、我が子を抱っこしたまま両手がふさがった状態で、自分の着ていたパーカーの紐で、我が子が遊びだし、手も足も出せない中で、両紐を私の顔に巻き付けだして遊ばれた苦い経験があります(泣)

 

・長時間我が子を抱っこしたままでも、踏ん張れるような安定感のある靴か

ヒールはまず危険なので、絶対おすすめできません。

 

以上、公共の乗り物に乗るのが決まったら、おさえておきたい心得になります!

 

次回は、ぐずり回避法の実践編をお伝えしていきます!

イヤイヤ期でも笑顔で過ごせる 【手遊びのスキンシップで育む信頼関係】

こんにちは!

三人の子を育てるママ業20年目のほろよいメリーです。

 

前回までのお話の間に、各ご家庭のお子様達は、日々、泣いたり笑ったりを繰り返しながらも、今日もまたすくすく育っていることでしょう☆

 

お子様のお気に入りのお人形はいかがお過ごしでしょうか。

 

かわいい我が子と、苦楽を共にして、いい仕事をしてくれていることを願います☆

 

 

今日は、イヤイヤ期も笑顔で過ごせる

【手遊びのスキンシップで育む信頼関係】についてお話します。

 

前回、お人形とのお約束をすることをお話ししましたが、その際に、だた、口で言って約束をするよりも、より効果的な方法があります。

 

それは、日本全国津々浦々まで広く知れ渡っているであろう...あの有名な

『指切りげんまん』です!

 

お互いの小指と小指を絡ませて、リズムに合わせて振りながら

 

「指切りげんまん嘘ついたら針千本飲~ます!指切った!!」

 

これ、由来はかなり古く、江戸時代の遊郭で流行ったらしいんですが、

令和の現代でも続いている伝統ある!?儀式なんですね!

 

言葉の意味については、詳しくイヤイヤ期の子には伝える必要は省略で良いと思います。

なぜなら、とても怖いので(笑)

 

軽く、約束守らないと、針を千本も飲まされちゃうって~!怖いから守ろうね!

くらいで。

 

またリアルに針千本飲ます!も、想像したらかなり恐怖ではあるので

言い換えて、応用して使うこともできます。

例えば、子供の嫌なことや、困ることを具体的に入れてもいいでしょう。

 

「指切りげんまん嘘ついたら、○○ちゃんの大好きなおやつ無しよ!指切った!」

「指切りげんまん嘘ついたら、☆☆(お気に入りのお人形の名前)がもう出て行っちゃうよ!指切った!」

「指切りげんまん嘘ついたら、ママが鬼に変身しちゃうよ!指切った!」...

 

などなど、いろいろ応用は出来ます!

この指切りげんまんは、何よりスキンシップにもなり、なおかつ約束ができ

そして、リズムに乗るので、子供も楽しく何度も繰り返し使える、とっても友好的な方法として、一度は使ってみる価値があると言っても過言ではないでしょう!

このほかにも、たくさんの手遊びが、ありがたいことに世の中には存在します。

 

我が家でもよく使ってきた、指切りげんまんを例に挙げましたが、

全ての手遊びに共通しているのは、道具がいらないという優れた点です!

 

手があれば、狭い場所でも、立ったままでもできるものもあります。

小さな声を発せられる場所であれば、歌に合わせて手を動かし容易にスキンシップを育むことができます。

 

そして、何より大切なのは、手遊びのスキンシップをおこなうことにより

「愛情ホルモン」と呼ばれるオキシトシンという物質が分泌され

情緒を安定させてくれるという点です!

 

手遊びを通して、我が子のご機嫌が少しでも良くなり、安定することによって、

またききわけが良くなっていく、という相乗効果が期待できるでしょう!

 

そしてまた、歌やリズムに合わせて手先を動かすことにより、脳への刺激にもなり

、脳の発達、指先の器用さ、情緒の安定へと良い効果がたくさんですね!

 

普段から、少しの手遊びをしておくと、乗り物を待つ間等、どうしても並んで待たなければならない時や、どうしても大人しくしていなければならない時でも、小さな声でも少しでも子供が飽きないようにするために、ちょっとの手遊びでその場を乗り切る手助けになってくれるはずです!

 

そのようにして過ごした日の帰宅後は、必ず、その日やった手遊びが楽しかったことや

それによって、とてもおりこうさんに過ごせたことをうんと褒めるのを忘れずにやりましょう!

 

その繰り返しで、子供はまた自信をつけ、もっと良い子になっていき、出かけるのも恐怖ではなくなり、お出かけが親にとっても子供にとっても楽しいものだというものになっていくといいですね♪

 

 

 

イヤイヤ期も笑顔で過ごせる 【心のよりどころの相棒ができてからの3つのお約束】

こんにちは!

三人の子を育てるママ業20年目のほろよいメリーです!

 

今日は、イヤイヤ期も笑顔で過ごせる

【心のよりどころの相棒ができてからの3つのお約束】についてお話します。

 

前回、心のよりどころである相棒の存在を作ると、子供のききわけが良くなるのを助けてくれるとお話しましたが、上手に相棒に手伝ってもらうためには、相棒との間にルールを設けなければなりません。

 

なぜなら、相棒に共依存しすぎると、かえって問題も発生するので、元も子もありませんからね!

 

そうならないために、はじめにしっかりとルールを設けておけば、あなたの子育てを助けてくれるより強力な助っ人になってくれること間違いなしです。

 

3つのルールとは...

ルール①相棒はお人形であることの理解

 

相棒と言っても、飲んだり食べたりしゃべったりは決してできないお人形であることを理解させておく。

だから、一緒にご飯を食べることもなければ、お風呂に入ることもできません。

なので、汚れるのを避けるために、食卓には連れてこない。

お風呂には一緒に入れない。(ただし、素材によっては防水OKという例外もある)

 

あくまでお人形であって、なんでもかんでも、共に過ごすわけではなく、声は発しなくとも、いつもそばでそっと見守ってくれている子供の味方くらいの程よいポジションが良いでしょう。

 

 

ルール②相棒と行けない場所もあるという理解

 

たくさん歩き回るような遊園地や動物園、旅行先等には連れて行かない。

要するに、ちょっとの気のゆるみで失くしてしまったら、なかなか出てこない、探すのに大変な労力を要するような場所は基本的には連れて行かない。

出てくるまで本人もずっと不機嫌になるなんて、もっとも避けたい事態ですよね。

 

失くすリスクを考えると、家からは一歩も出さない、もしくは、連れて行ってもカバンからは出さない、というルールでもよいかもしれません。

失くすリスクも極めて低く、カバンの中だけどそばに居てくれているんだという安心感で、良い子に過ごせるかもしれない、という時には状況によりケースバイケースで判断しましょう。

 

そして①、②のルールは結局のところ、ルール③に終結されてきます。

 

 

ルール③相棒との約束を決めてそれを実行する

 

例えば、ルール①の食事場面では、頑張って苦手な食材も食べなければならない。残さずに食べれたら、相棒とまた戯れることができるという約束を設けます。

 

この時、相棒はそばに置けなくても、少し離れた距離で、子供をまるで応援しているかのように、子供を見守っているようなところに置いておくのも効果的です。

子供がくじけそうになったら、

「ほら、○○ちゃん、☆☆(相棒の名前)が見てるよ!」

「がんばってって応援してくれてるよ!」

なんて言うのもよいでしょう!

 

また、子供にとっては怖い予防接種に行かなければならない時に、

「○○ちゃんが良い子に頑張るのを、☆☆はカバンの中で良い子に待っててくれるって!」

「がんばったら帰りは一緒に仲良く帰ろうね!って言ってくれてるよ?」

などの励ましにも使えるでしょう!

 

要するに、がんばって乗り越えると、相棒との愛しい時間が戻ってくる、というように

一緒に過ごせなくても、困難に遭遇しても、これができたら、また楽しい時間が待ってるよ!という約束にしておくことにより、子供のモチベーションを上げる手助けになるでしょう! 

 

そして、その約束が頑張って守れた暁には、忘れてはなりません!

相棒とともにあなたの満面の笑みでいっぱい褒めてあげましょう!

 

一度、こうしたケースで有言実行できると、また次も乗り越えやすくなる前例になっていきます。

その、自分が築き上げた前例によって、さらに、自信がつき、自分は頑張れるんだ!

また乗り越えられる!という相乗効果も期待できるでしょう。

 

次回は、お約束をする時に、だた言葉だけで伝えるのではなく、

「手遊び」と一緒にすると、子供ももっと楽しくなり、手遊びが与える効果について紹介していきます!

 

 

イヤイヤ期も笑顔で過ごせる 【心のよりどころの相棒の存在を作る 第③段階】

こんにちは!

三人の子を育てるママ業20年目のほろよいメリーです!

 

今日は、イヤイヤ期も笑顔で過ごせる

 第③段階の【心のよりどころの相棒の存在を作る】

というテーマをお伝えいたします!

 

第①段階、第②段階でイヤイヤ怪獣の我が子のご機嫌は治りましたでしょうか?

またかわいい王子様・お姫様に戻ってくれたことを願います☆

 

それでも、けっこうやりあって毎度大変!という時の、とっておきの助っ人が

【心のよりどころの相棒の存在】です。

 

何のことかと言うと、それは、ずばり!子供の大好きなキャラクターのことです!

 

世の中のたくさんのアニメや漫画や教育テレビのキャラクターまで、ありとあらゆるキャラクターをお子さんも目にしていることでしょう。

 

その中で、我が子が一番好き好んで見ているキャラクターは何ですか?

 

大好きなアニメやそれに登場するキャラクターのぬいぐるみやグッズも世の中にはたくさん存在していますね。

 

もうすでに手することのできるお人形さんなども持っている子もいるかもしれません。

 

そのキャラクター人形は、イヤイヤ期も、その存在価値を大いに発揮してくれる頼もしい存在でもあるのです。

 

では、どうやって、そのキャラクター達が力を発揮してくれるのか、具体的に説明していきましょう!

  

 

その方法は簡単です!

これまで説明した第①段階、第②段階を、ママやパパがそのキャラクターに成り代わって、伝えてみてください。

 

ベネッセさんで知名度のある「しまじろう」のパペットもその代表選手です。

パペットになっているその人形に、ママの手を入れて、動きをつけて、怒ったり、困ったり、悲しんだり、喜んだり...工夫を凝らして表現するのです!

 

そして、もちろん台詞も、ママが直接言うより、ワントーンアップした声色で伝えて、子供も大好きなキャラの言うことのほうが、聞いてくれる可能性も出てきます!

成り代わる親の側も、一歩引いて冷静に優しく話しかけやすくもなります。

 

手が入いらないタイプのお人形でも、動かし方次第で、気持ちは表現できます。

 

始めからお人形に頼るのも悪くはありませんが、状況によって、

まずは、ママの言葉で伝えてみて、反応を見て、段階的に奥の手として、キャラクターの登場をさせるのも効果的でしょう。

 

大好きなキャラクターが言っても、聞いてくれなそうな時は、ママとキャラクターの一人二役のタッグを組んだコントまで展開できる程、可能性は無限大です!

 

ママ

「○○ちゃんに聞いても教えてくれないんだけど、代わりにきいてくれるかな?」

相棒

「○○ちゃんはなんで怒っているの?」

「○○ちゃん、どうして泣いているの?僕だけに教えてくれないかなぁ?」

「○○ちゃんが泣いていると、ママも悲しいって!僕まで悲しいよ~え~ん!え~ん!」

というお芝居もできそうですね!

 

キャラクターにいい仕事をしてもらうためには、日頃から信頼関係を築くことも重要です。

そのために、普段から、そのキャラクターとできるだけ一緒に過ごすことも心がけましょう。

 

おそらく、そのキャラクターの出てくるアニメなどは、毎週の放送は欠かさず、録画までして、何度も何度も、しつこいくらいに見入っているのではないでしょうか?

そして、できたら手のひらサイズの、お気に入りのキャラクターのお人形一体をプレゼントしてあげると、寝ても覚めても一緒に、片時も離れず過ごすようになるでしょう。

 

クレヨンしんちゃんの「アクション仮面」も、まさに、しんちゃんにとっての心のよりどころの相棒になっっているいい例ですね!

 

アクション仮面はいつだってかっこいい!!

アクション仮面みたいに、オラだってやれるんだ!!

アクション仮面をがっかりさせないぞ!!...などなど、

いつだって、しんちゃんの心にはアクション仮面を基準に、物事を素直に判断していますよね!

イヤイヤ期とは言え、まだ生まれてたったの数年です。

その心は、純真無垢で、とてもまっすぐで、素直なのです。

まっすぐゆえに、思うようにいかない時のコントロールもまたうまく出来ない年齢でもありますね。

でも、なんとかして、コントロールできた時の我が子の喜び、ママとしてコントロールさせられた時の達成感、我慢できた時の称賛を、楽しめるのもまた子育ての醍醐味ではないでしょうか。

 

次回は、大好きな相棒との信頼関係を築けてからの、お約束事についてお伝えしていきます!

 

 

 

イヤイヤ期も笑顔で過ごせる 気持ちを考えさせる【ハートに訴える第②段階】

こんにちは!

三人の子を育てるママ業20年目のほろよいメリーです!

 

前回の【問題提起 第①段階】で、3つの要望を伺う方法を紹介しましたが、

それでもイヤイヤ怪獣のままの我が子に、今度は気持ちで【ハートに訴える第②段階】を紹介していきます。

 

実際にハートに訴えるとはどういうことなのか、考えていきましょう!

 

かわいい我が子が、何を言ってもイヤイヤ!何が嫌で、何に不満を持っているのか、少しでも聞き出せたなら、今度はこちらの気持ちを伝えます。



本人のその言動が、ママ(パパ)には、こんな風に感じるのだと、こちらの気持ちを教えてあげましょう。

 

「王子様」・「お姫様」が

「こんなに○○だとママ(パパ)は」

(○○には、泣いてると、怒ってると等が入ります)

→「とっても悲しいなあ…(実際に顔に手を当てて泣くジェスチャーもする)」

→「とってもいやだなあ…(実際に困っている顔もする)」

同情してくれだしたら、

「〇〇が喜んでくれたら」「〇〇が笑ってくれたら」(〇〇は、本人の名前)

→「とっても嬉しいなあ!!」

→「とっても楽しいなあ♪♪」

と、泣いているジェスチャーから一気に、いないいないばあっ!

で、変顔なんかも取り入れて、顔の変化もつけてみたりすると、単純な子供は泣いていたのに、ちょっと笑いだしたりします!

 

ここまできたら、もう怪獣ではなくなっていると思います!

 

そして、第①段階でも、第②段階でも、言うなれば、気持ちを伝えるときはいつでも、共通してやるべき大事なポイントが2つあります!

 

①必ず子供の目線になる!

気持ちが寄り添うのはもちろん、物理的にスペースが確保できるなら、必ず子供の目の高さまで、自分も腰を下ろすことです!

ベビーカーや、子供が立った状態の背丈や、座っている状態の目線までしゃがんで、できるなら、下から目線!そう、上からでなく、下から見上げるくらいでもいいでしょう!

狭い乗り物内などなら、抱っこして目線をなるべく合わせられるようにする。

 

②必ず眼を見る!

瞳孔の奥の奥まで伝わるくらいの眼差しで訴えます。

イヤイヤの中でも、本当はそこまで嫌じゃないのに、気を引きたくて、こじらせたくてやっているケースもあったりします。

そんな時は、本人は後ろめたくなって、眼をそらしたいそぶりをしたりするので、こちらが眼を見て真剣に訴えると、どういう意図でやっているのかも読めてきたりもします!

 

子供を持った人は、この子の為なら自分を犠牲にしてでも、、という台詞を、世間一般的に聞くと思います。

本当にそういう存在であるなら、子供の瞳の奥の奥まで訴えようとすることは難しいことではないでしょう。

どんなに言う事を聞いてくれない時でも、その存在であることにはかわりはないでしょう。

地球上探しても、これ以上に強い絆の関係は存在しないのが「親子」だと思います!

 

だから大丈夫!この大変な事業に携わって得られる喜びは、この上ないでしょう!

 

自分と我が子二人きりで乗り切ろうとせず、いろんな工夫で、楽しいものにもしてゆけるのです!

 

では、次の【心のよりどころの相棒の存在を作る 第③段階】で

親子以外の登場人物も作っていくと、言う事を聞いてくれやすくなる方法を紹介します!!

イヤイヤ期も笑顔で過ごせる 簡単な3段階で導くとっておきの対処法!!

こんにちは!

3人の子を育てるママ業20年目のほろよいメリーです!

え、20年目!?って、もう一人は成人??

はい!そうなんです!

一番上の子は、20歳を迎える前に、前倒しされた18歳成人を迎え、19歳になりました!

大人になるまで長いようであっという間の月日だったようにも感じます。

それでも子育てというのは、まだまだ続き、いや、担ったからには一生のものなのかもしれません。

 

『世の中で一番大変な事業は子育てだ』

 ラインホルト・メスナー  

1986年人類史上初の8000メートル峰全14座完全登頂を成し遂げた登山家。

命がけの過酷な状況を経験した人でさえ、そう思えるのです!

 

子育てって、マニュアルが無く、全て自分で失敗しながら築き上げていかなければならない、まさに大変な事業ですね。

特に、乳飲み子だった時期から、だんだんと自我が芽生え、しゃべれるようになり、言っても聞いてくれない、魔の!?「イヤイヤ期」で、みなさん毎日奮闘していらっしゃると思います。

 

私も、巷で泣きわめいている子を連れている大変そうなお母さんの姿を、度々見かけます。

そんな時、泣きわめいている子がかわいそう、というより、対応に追われている親御さんに同情します。

 

我が家でも、もちろん、それぞれに「イヤイヤ期」は通ってきましたが、振り返ってみると、巷で泣きわめくという場面は、ほぼ無かったのです!

 

しかも、一番上の19歳の子がイヤイヤ期の頃には、まだ世の中にスマホがない時代でした。

今の親御さんたちは、スマホは常識、子供たちも物心つく前から、スマホであやされるのが当たり前にもなってきていますね。

 

じゃあ、そんな便利なスマホがあれば、どの子もお利口さんに過ごしているかというと、やはり、そうも一筋縄でもいかないのが子育てですね。

スマホがあろうとなかろうと、人間の本質は変わらないということでしょう!

 

そこで私が、なぜ、巷でも泣きわめかさずに、穏やかに子育てを楽しむことができたのか、今現在、子育てで悩むママ(パパ)さんにも、今日から実践して手ごたえを実感してもらえる、対処方法を紹介していきます!

 



そもそも「イヤイヤ期」とは、前述したとおり、自我が芽生え始め、しゃべれるようになって、親の言う事に何を言ってもNO!という2歳前後の成長過程を言いますね。

 

ここで、ずばり原因は何なのかと言えば「自我の芽生え」です!

 

なので、それは素晴らしい成長の証なのだと、おぎゃーと生まれて、ここまで育ってきた我が子を、そして、「世の中で一番大変な事業」に携わって育ててきた自分をまずは褒めましょう!

 

この意識は、子供が何歳になっても変わらない、これから何年と子育てをしていく中で、常に持っていると、どんな困難に直面しても乗り越えて行けるメンタルの核になるでしょう!

 

 

【「問題提起」第①段階】

さてさて、では、なぜ、かわいい我が子は、何を言っても「イヤイヤ!!」と言って、まるで手の付けられないイヤイヤ怪獣になってしまうのでしょう?

 

まずは、その「イヤイヤ」の原因をしっかり観察するところから始まります。

暑いのか?寒いのか?お腹が減ったのか?喉が渇いたのか?走り回りたいのか?…

全ての思い当たる要因を丁寧に伺います。

そう、丁寧に!!

こちらがせっかちに迫ると、それを察して余計彼らを追い詰め、さらに心を閉ざします。

それでも「イヤイヤ」という回答しか出ない時は、ずばり、ご要望をお伺いします!

なぜに丁寧語?と思うかもしれませんが、彼らは、我が家にとっての、王子様・お姫様というつもりで接してあげると、悪い気分にはならないからです!

そんなに持ち上げたら、我がまま甘え放題にならないかと心配の声も聞こえてきそうですが、そういう「テイ」であって、あくまで「子育て」です。

丁寧に接するのと、甘やかすのは別です。

だから、大丈夫!大切に丁寧に接することで、彼らは機嫌を良くします♪

これは、イヤイヤ怪獣に豹変した時だけではなく、普段から、特にご機嫌な時に  「王子様」・「お姫様」、親は「お世話係」というテイで「ごっこ」を時々やっておくとよいでしょう!

 

そして、ずばりご要望を、本人の口から、本人の言葉で聞き出せたら、、

①その要望が、今叶えられる状況なのか否か

②叶えられない状況なのはなんでなのか

③いつなら叶えられるのか

しっかり説明して提案して納得してもらいます。

 

それでも、「イヤイヤ」なら、今度は、その「イヤイヤ」があると、

では、ママ(パパ)はどんな気持ちになるのか、気持ちを訴える第②段階に入っていきます。

 

次回は、気持ちを考えさせる【「ハートに訴える」第②段階】をご紹介していきます!