ほろよいメリーのゆるっと子育て法

ママ業20年目の子育てノウハウを綴ります

イヤイヤ期でも笑顔で過ごせる 【兄弟ができた時の上の子のケア こじらせ赤ちゃん返り回避!やってはいけないNG行動編】

こんにちは!

三人の子を育てるママ業二十年目のほろよいメリーです!



前回は、【兄弟ができた時の上の子のケア メンタル誘導編】

についてお伝えしましたが、

今日は、待ってました!?
【こじらせ赤ちゃん返りを回避する、やってはいけないNG行動編】について
お伝えしていきます!


『赤ちゃん返り』という言葉を聞いたことがある人もない人も、
文字通り、

赤ちゃんじゃない年齢の人が、まるで赤ちゃんに戻ったかのように
甘えたり、駄々をこねたりすることです!

私もママになって初めて聞いた言葉で、
はてな!?赤ちゃん返りとはなんぞや??」

と、何のことやら全く想像がつかなかったのを覚えています。


イヤイヤ期を迎えたお子さんが、ちょうど兄弟が増える時期に被ることも少なくないでしょう。

主に、そんな時の上の子に現れる現象を、赤ちゃん返りといいます。


では、どんな様子を指すのでしょう?


・赤ちゃんと同じように母乳やミルクを欲しがる

・赤ちゃんが泣いているのを真似するように、泣いてみる

・いや、赤ちゃんよりももっと強い泣き声で泣き出す

・ベビーベットに入りたがる、寝たがる

・やたらと抱っこしてほしがる

・抱っこをしてほしいがために、歩けないアピールをしてくる


などが主な赤ちゃん返りの行動と言われています。



それは、結局、今までは一心に周囲の愛情を受けていたのに、

赤ちゃんという新しい存在が出現したことによって、

それまでの自分の存在価値が軽視され出したのかも?

という焦りから、必死の存在価値の取り戻し行動とも言えるかもしれませんね。



それは、上の子なら誰しも経験する自然な行動でもあるので、

もし、そうなったら、否定せず、赤ちゃん返りに付き合ってあげてみていいのです!


ちょっと、『赤ちゃんごっこのようなつもりで受け止めてあげるとよいでしょう!

そのうち、本人も、ごっこなのだと、冷める瞬間もあるかもしれません!


その受け止めを、おろそかにしてしまう事こそが、
最近の言葉で『こじらせ』なんて言う、ちょっと面倒くさい状況に陥りやすいからです。

どうしても、その場で対応が難しい時は、
「あとで赤ちゃんが寝たら、二人きりで仲良しごっこしようね♪」などと
約束しておくとよいでしょう!

『指切りげんまん』などもすると、ママと指遊びができるのは、赤ちゃんではなく自分のほうだ!
という優越感も浸らせてあげることも、こじらせ回避にもなるかもしれません!

また、以下の行動は、こじらせ誘発になりえるので、気を付けなければならないNG行動です。


①みんなで騒いで赤ちゃんに注目すること
新たに赤ちゃんが誕生したことで、親戚中集まったりすると、特にこの場面は避けては通れないかもしれませんが。
そんな場面でも、誰か必ず、上の子の『お兄ちゃん(お姉ちゃん)の誕生』であることも同時に褒めたたえ、
べったりくっついておいてあげましょう!


②赤ちゃんをあまりにも特別扱いすること
なんでもかんでも赤ちゃん、赤ちゃん中心にしたり、話したりすると、やはり嫉妬心が強くなるので、
たとえ、赤ちゃんが泣き止まないときがあっても、すぐに抱っこではなく、
上の子と一緒に観察して、
「赤ちゃんすごい泣いてるね!?」「抱っこしてあげようか?」
などと、一緒に相談しながら、やってみようかね?というスタンスがいいでしょう。


③赤ちゃんを大事にしすぎて、あまり触れさせようとしない
やっぱり、大人と違って、まだ首の座っていない赤ちゃんなので
上の子には安易に、お人形のようには扱えさせなくとも、それを
「汚いお手手で触っちゃダメ!」とか
「怖いから抱っこしちゃダメ!」という言葉などで触れさせないようにすることは避けましょう。

お手手が汚いかもしれないし、ちょっと乱暴に見えるかもしれませんが、
慌てず、必ず優しく声掛けしながら、支えながら
抱っこしたり、ミルクをあげたり、触れ合えさせながら
「お兄ちゃん(お姉ちゃん)も赤ちゃんのときは、こんなだったのよ~」
と、上の子もこんなにも愛おしい、弱い生き物だったと伝えてみるのも、また、情操教育になります。


以上、
上の子なら誰しも通る道なので、仕方がないと捉えながらも
なるべく、面倒くさい『こじらせ』赤ちゃん返りにならないようにするちょっとした策でした!


子供の誕生、成長によって、夫婦の形もまた、変化していかなければならいかもしれません。

次回は、
【パパもまさかの赤ちゃん返り!?心得ておくと笑顔で居られる パパへの配慮】
について、お伝えしていきます!

お楽しみに♪