ほろよいメリーのゆるっと子育て法

ママ業20年目の子育てノウハウを綴ります

イヤイヤ期でも笑顔で過ごせる【乗り物でのぐずり回避法・実践列車編・窓辺でできるいいこと】

こんにちは!

三人の子を育てるママ業20年目のほろよいメリーです。

 

前回は、乗り物に乗る際の、電車内での乗る場所についてお話しましたが

今日は、中でも、【窓辺に立ったならできるいいこと】についてお伝えしていきます。

 

窓辺に立ったならできるいいこととは!?

ずばり、外の景色が見えることです!!

 

なんだ、そんなことか!と、思った方もいらっしゃいますでしょうか。

あなどるなかれ、外の景色からは、なんと...

 

『図工』『理科』『社会』『算数』まで、年齢によっては『国語』も

お勉強できてしまうのです!!

 

最近はスマホの普及により、移動中の車内も飽きることなく、ずっとスマホいじりをしている人も多いですよね。

 

でも、乳幼児にスマホを車内で見せるとなると、音を出さずに果たしていい子で見ていられるか?

耳の小さな子供には、大人用のイヤホンは使えないし、眼や聴力への影響などを考えると、子供が電車内でスマホいじりはあまり好ましくないかもしれません。

 

スマホに頼らなくても、なんとかして気を紛らわせるには、外の景色を見せるのが手っ取り早いでしょう!

 

窓から見える景色がどんなものなのか、お子さんと一緒に観察してみましょう♪



・どんな建物が建っているのか

・どんな人が歩いているのか

・どんな車が走っているのか

・どんな看板が見えるか

 

様々な物が見えることでしょう。

お子さんと少し会話をしながら、

 

「あのおうちの色は何色かな?」

「自転車に乗っている人はいるかな?」

「黄色い色の木はあるかな?」

「あの建物は何階建てかな?」

 

またカウント形式にして、

 

「黒い色の車は何台見つけられるかな?」

「緑の屋根のおうちは何軒あるかな?」

「制服を着た学生の人は何人いるかな?」

「赤い郵便ポストは何個見つけられるかな?」

 

というように、通る景色街並みを、だた観察するだけでなく

なにかお題を決めて、ずっと夢中になって探すようにすると、

意外と目的地まであっという間に過ごせるかもしれません。

 

様々な物を見つけようとする集中力も培われます!

数字を数える練習にもなるし、色の勉強、社会を垣間見る、

学校で習う科目の『図工』『理科』『社会』『算数』の勉強をもうスタートさせたも同然!!

ただ電車で移動中に窓辺から見える景色を見ているだけで、このようなお勉強を知らずとできてしまうのは、魅力だと思いませんか!?

 

絵本やシールノートや折り紙などの道具は出す必要もなく、というより

なるべく手がふさがらないでおきたいので、道具を出すのは困難ですよね。

 

先生はあなたです!

もしくは、お子さんと同級生のつもりで一緒になって、童心にかえってやてみてください!

 

この習慣を身に付けるには、初めからスマホに頼らないことが重要です!

 

初めスマホを音無しで見させてもダメだったから、仕方なく外でも見ていなさい

という順だと、子供はどうしても、音を出して見たくなってしまい、その攻防戦が始まるのが目に見えそうですね。

 

最初から、スマホには頼らず、

「見て!見て!あの車の色かっこいいね!」

というように、お外の景色には面白いものが見えるかもしれないよ!

という興味付けをしましょう!

 

子供の気を引くために、仕方なくずっとあなたのスマホを渡してしまうとなると

充電が心配になったり、狭い車内で、画面を思わぬ操作をされてしまったり

あまりいいことはないと思います。

 

そんなことになったら、人前で思わず怖いママになって怒ってしまうかもしれないし、

それによってお子様は泣きわめいてしまうかもしれませんね。

それは一番避けたい状況ですよね。

 

大丈夫!スマホが無くても子供の興味を引くものは窓の向こうにあるはずです!

 

スマホの無い時代でも、何世代にも渡って、子育てをする人たちは様々な工夫をして乗り越えてきました。

 

スマホがあたりまえの現代でも、やはり、人の根本は変わらないのかもしれません。

 

文字を覚えたての月齢になっている子なら、

窓から見える看板から、文字や、ローマ字まで発見することもできるでしょう。

そう『国語』や言語の勉強にもなるのです。

 

文字のお勉強に限っては、車内広告の文字からも、字の発見ができるかもしれません。

 

 

いずれの場合でも、一緒に観察する際の注意点が一つだけあります。

 

それは、声のトーンです!

 

いくら外の景色に食いついてくれて、飽きずにいい子に過ごせたとしても

その声が、周囲の人にまで、丸聞こえでは迷惑ですね。

 

自分と子供、二人だけの世界のひっそりとした会話にしましょう。

 

そのこともまた、お出かけ前から、乗り物の中ではひっそり小声でしゃべるのだということを、おうちの中から練習しておいたり、お約束事として教えておくのも有効でしょう。

 

そして電車を降りて普通の会話をしても大丈夫な状況になったら、

はい!かならずお決まりのアレをしっかりやることです!

 

アレというのは...

「褒める」ことです!

 

いい子に乗れたことをうんと褒めることにより

帰りの電車もまたいい子にしていられるかもしれません。

 

帰宅後にお風呂でも入りながら、一日を振り返ってみて、その日の観察したことなどもじっくり話して、またうんと褒める時間も作ると

子供はまた自信になり、次も同じように行動してくれる可能性は高くなります。

 

そうすれば、お出かけもどんどん楽しいものになり、

楽しいからいい子で過ごせる!褒められてうれしい!と

恐れていた「ぐずり」とはおさらばになれるかもしれません!

 

お金をかけなくても、スマホに頼らなくても、少しの工夫と

日頃からの言い聞かせや、いっぱい褒めることにより

あなたのお子様は益々かわ良い子になっていくでしょう♪

 

次回は外食時の心得についてお伝えしていきます。

お楽しみに♪