ほろよいメリーのゆるっと子育て法

ママ業20年目の子育てノウハウを綴ります

イヤイヤ期も笑顔で過ごせる 【捨てると子育てが楽になる『ある思考②』】

こんにちは!

三人の子を育てるママ業20年目のほろよいメリーです。

 

前回、捨てると楽になる『○○でなければらない』についてお話しましたが、

『○○でなければならない』は少しでも捨てられましたか?

 

そして、子供という、時に天使、時に怪獣に七変化する生き物のお世話に

日々、奮闘するママさん、パパさん、、

少しでも楽になりましたでしょうか?

 

 

人間って、周りと比べると苦しくなったり、自己嫌悪に陥りやすい生き物です。

 

我が子の周りの、

とてもお行儀のいい子や、好き嫌いの無い何でもよく食べる子、

言葉遣いがとても丁寧だったり、本がすらすら読める子に驚嘆してしまったり、

中には、外国語なんて喋れちゃったりする子に遭遇したりすると

 

うちの子は、なんて平凡なんだ、うちの子の将来って、全然有望に見えない。

なんて、劣等感や悲観的な気持ちになったりすることもありませんか?

 

そんな気持ちになってしまうと

子育てしてても、ちっとも楽しくない、何のために子育てをしているのか?と

子供の将来、老後の不安、経済力、等々不安が尽きなくなってしまうでしょう。

 

そんなネガティブ思考のまま、子育てを健全に育んでゆくには、かなりハードな道のりになってしまいますよね。

 

 

そうならないために、そんな気持ちになるのを避けるために

やはり、捨ててしまえば楽になる思考というのがあるのです!

 

『○○でなければならない』に続いて

 

捨てると楽になる思考とは…

 

『親だから子供をちゃんと育てなければならない』です!

 

え?何を言っているんだ?と首をかしげている人…

いらっしゃると思います。

首をかしげて当然だと思います。

世の中、確かに、子供を親がちゃんと育てるのは当然の常識ですよね!

 

なにも、その常識を覆してみましょうという話ではありません。

 

 

では、ここで私の体験談をお話ししましょう。

 

うちの長女が2歳の頃の事です。

私も初めての子育てで、我が子を誰からも好かれる、可愛いいい子に育てようと

必死な毎日でした。

 

2歳にもなれば、もう食事も大人とだいたい近い内容の献立で食べるようになり

最初が肝心!と、なるべく好き嫌いも無い子になるように

いろいろな工夫をして、緑黄色野菜なども積極的に食べさせようとしていましたが

 

やはり、好みも出始めていて、野菜もあまり食べたがらない様子でした。

 

それならばと、今度は言葉で、野菜を食べないとどうなるのか怖い話をしてみました。

当時、プリンセスに憧れだしていたので、

 

「お野菜食べないとお肌もぶつぶつになっちゃうよ~」

「ぶつぶつになったら、きれいなお姫様になれなくなっちゃうよ~」

 

と脅してみて、

じゃあ、食べる!!

となってほしかったのですが、

 

我が子からは、こんな答えが返ってきました。

 

ちょっとため息をついて出た言葉は…

「塗ればいいよ!」

「ママみたいに(お化粧を)塗ればいいでしょ!

塗れば!」

 

と言われてしまい、もう、予想外の答えで唖然として笑うしかなかった出来事でした!



必死に野菜を食べさせようとしても、もう既に、我が子は、お肌がぶつぶつになっても

回避する方法を、普段の私から観察して知っていたのです!

 

予想外の娘の回答に、もうそれ以上は、強要したり、脅すこともなく

彼女の意思を尊重することにしたのです。

 

このことから、私が言えることは

 

『もしかしたら、我が子は実は子供ではないかもしれない』

 

という結論に至りました。

 

私は、

必死に自分のこれまで生きてきたものさしで我が子をはかる思考でしかなく

 

親だから子供をちゃんと育てなければいけないんだ!

本人の意思に反してでも、なんとかして野菜を食べさせなくては!

と必死だった私は

とても狭い視野に囚われていたことに気づかされた瞬間でした。

確かに、一個一個全てが勉強で、常に考えさせられることばかりです。

 

そう振り返ってみると、オギャーと生まれてきた我が子でも

実は、親だと思っていた自分より大人で

 

もしかしたら、私を勉強させてくれるために現れた先生なのかもしれない!?

 

その考えになってからは、自分のものさしの押し付けや、

絶対にこれは食べさせなきゃダメだ!とか、

ちゃんと育てなきゃいけないんだ!

という固定観念の苦しい枠から解放され、

 

たとえ0歳児でも、喋れないだけで、

一人の人格をちゃんと持っている、一人の人間である

親のエゴの言い成り、自分の思いのままのおもちゃ…ではない。

 

ということは、私を含め、親という立場の人間が

みんながちゃんと持っていなければならない大事なことなのだと思いました。

 

もしかしたら、今話題の、バカリズムさん脚本の「ブラッシュアップライフ」

(日テレ日曜ドラマ)のように、本当に子供のほうが、実は精神年齢は大人なのか?

なんてこともあるかもしれませんね!?



 

ちょっと余談ですが、私、家族全員の命名判断の占いを数年前にしてもらったことがあるのですが、

3人の子供は、そのまま年相応でしたが、

その占い師曰く

「大人はあんた一人しかいないね!ハハハハハ!!」

と言われたことがありますww

 

・・・薄々気づいていましたが、主人の精神年齢も子供だったみたいです・・・

 

ということもありのこんな我が家ですが(汗)

さてさて、本題に戻りますが、

そんな固定観念を取り払ったうえで、では、子育てとはなんぞや?

というと、

大人だと思っていた自分が教えられることは

善悪の知識 かもしれません。

 

世の中で生きていくために、何が良いことで、何がダメなことなのか?

ありとあらゆる場面で、それを教えていくと、

おのずと、人の気持ちのわかるちゃんと善悪の区別がつく

常識は身に付いてゆくのかもしれません。

 

次回は、そういったことなどを教えるときに、

どうしたら真剣に伝わるのか

我が子も実践してきた、超具体的な方法をお伝えしていきます!

お楽しみに♪